日本の旅行会社様へ:アゼルバイジャンの現地手配(ランドオペレーター)について
実務ガイド · 読了 15 分
日本の旅行会社様が当社(Birtour)をアゼルバイジャンの現地手配会社としてご利用になる場合の実務をご説明します。御社に残る業務と当社がお引き受けする業務、ネット料金かコミッションか、通貨と支払条件のうちまだ確定していない項目、日本語ガイドの手配、狙うべき出発時期、そして行程の形を決めてしまうバクーからシェキまでの道のりについて書いています。

Photo: AlixSaz, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
当社(Birtour)は、アゼルバイジャンのバクー(Bakı)に拠点を置く現地手配会社です。このページは、アゼルバイジャンをパッケージとして仕入れるのではなく、地上手配としてお求めになる日本の旅行会社様、およびホールセラー様に向けて書いています。販売と価格設定、そしてお客様との関係は御社に残ります。当社は、宿泊施設との料金契約、車両と運行、ガイド、入場と許可の手配を引き受け、ご一行の滞在中は責任者を現地に置きます。
市場を問わず旅行会社様全般に向けた一般的なご説明は現地手配業務のご案内(英語)にあります。このページはその日本向けの版で、一般向けのページよりも数字が少なくなっています。理由は意図的なものです。日本の旅行会社様が当然お知りになりたい数字のうち、いくつかはまだ決まっておらず、決まっていない項目については、推定値を載せる代わりに、何が決まっていないのかと、何をお尋ねいただくべきかを書いています。
なぜ今、アゼルバイジャンについてのご質問をいただくのか
一か月のあいだに二つのことが重なりました。2026年7月1日に日本国籍の方に対する期限付きのビザ免除措置が始まり、その三週間後にアゼルバイジャンで撮影された日曜劇場の第二シーズンが放送を開始しました。結果として、日本語での需要が限られた日程に集中します。これは価格の問題である前に、日程の問題です。
日本の旅行会社様から、二つのご質問を直接いただきました。日本語を話すガイドを手配できるか、そして『VIVANT』で使われたアゼルバイジャンのロケ地をめぐる行程を組めるか、の二点です。次に同じご質問をいただいたときに、メールで一から書き起こさずに済むよう、このページにまとめました。
背景は短く申し上げます。TBS日曜劇場『VIVANT』シーズン2は2026年7月26日に放送を開始し、二部構成で放送されています。劇場版については、2025年2月に週刊誌が「予定されている」と報じた一件があるだけで、TBSからの発表はありません。撮影は2025年8月から国内8か所で行われました(佐々木正明、Yahoo!ニュース エキスパート、2026年7月24日)。同コラムは8か所のうちシェキ(Şəki)を挙げ、バクーは写真のキャプションでロケ地として紹介していますが、残りには触れていません。阪急交通社は行程表で6か所を「ロケ地」として挙げていますが、これは公式の発表ではなく同社の区分です。阪急交通社はアゼルバイジャン6日間のツアー(コースET391T)を販売しており、2名1室利用でお一人様279,000円から399,000円、2026年11月30日から2027年10月27日まで全12回の設定で、羽田発イスタンブール経由です(予約画面を2026年8月22日に確認)。
以上はいずれも放送局と他社の商品についての事実であり、当社の主張ではありません。当社はどちらについても何の立場も持っておりません。
もう一つの要因は、放送とは関係のない制度上の話です。アゼルバイジャンは2026年7月1日に日本国籍の方への一方的なビザ免除措置を開始し、期限は2027年7月1日、期間中3回まで、1回あたり30日以内と定められています。旅行者側が満たすべき条件についてはこのページでは繰り返しません。それは在アゼルバイジャン日本国大使館の領事案内と、アゼルバイジャン側の移民機関が示すべき事柄であって、現地手配会社の販売用ページが示すことではないからです。ただし終期は性質の違う数字で、これは販売上の制約です。2027年7月1日より後の出発を仕入れられる場合、まだ延長されていない制度を前提に価格を組むことになります。日付と出典は日本国籍の方のビザについてのご案内にまとめています。
御社に残る業務と、当社がお引き受けする業務
分担はお見積りの前に文面で確定します。お客様、パンフレット、販売価格、航空券、添乗員の手配は御社に残ります。当社は宿泊施設との料金契約、車両と乗務員、ガイド、入場料、各種許可を引き受け、行程の全期間について現地責任者を一名置きます。
| 御社に残るもの | 当社がお引き受けするもの |
|---|---|
| お客様、パンフレット、販売価格 | 宿泊施設との料金契約と客室のブロック |
| 航空券、および添乗員の手配 | 車両、乗務員、ルートの設計 |
| 日本国内での販売とお客様対応 | ガイド、入場料、各種許可 |
| 行程の最終決定 | 滞在中に連絡の取れる現地責任者 |
バクーとアブシェロン半島(Abşeron)に加え、ガバラ(Qəbələ)、シェキ、グバ(Quba)、ガンジャ(Gəncə)、ラヒジ(Lahıc)、シャマフ(Şamaxı)、カスピ海沿岸は、下請けに回さず当社の要員で運行しています。日本の旅行会社様にとってこれが効いてくるのは、順調に進んでいるときではなく、何かが起きたときです。日曜日にシャマフ街道で車両が故障したとき、取引先が自分で解決できるのか、それとも別の会社に電話し、その会社がまた別の会社に電話するのかという違いです。
ご確定いただいた行程については、見積り日から30日間、行程上の各都市の客室を同時にお押さえします。バクーとシェキを組み合わせた行程で、片方だけ先に押さえが切れるということが起きないようにするためです。
2026年の客室事情については、最初にご提示された料金をそのままお受けになる前に、一点お伝えしておきます。国家統計委員会の集計では、2026年上半期の全国の稼働率は19.3パーセントで、前年同期の21.4パーセントを下回りました。バクーは29.4パーセントです。客室の供給は増え続ける一方で、外国人入国者数は10.3パーセント減っています。すべての施設が料金で応じるという意味ではありませんが、2026年の夏に二社目、三社目のお見積りをお取りになるのは、時期としては悪くありません。
アゼルバイジャンで意味を持つ認証はどれか
一つだけあり、それは手配会社の側ではありません。アゼルバイジャンは2015年に旅行業を許可制から外しましたので、当地の旅行会社がお見せできる免許はありません。例外がホテルの星格付けです。観光法第9条1項により、施設は開業から6か月以内に星の区分を取得する義務があり、取得せずに営業した場合は2,000から5,000マナトの過料の対象になります。
つまり、この連鎖のなかで規制当局が背後にいる書類は星格付証明書だけで、しかも住所単位でご確認いただく価値があります。国家観光庁は2026年5月25日に評価基準を改定しました。客室商品を比較されるホールセラー様にとって重要な変更が二つあります。一つは、環境と省エネルギーに関する要件が必須項目に移ったことです。2024年に取得した区分と2026年に取得した区分は、同じ一覧で測られていません。もう一つは、同一ブランドで住所の異なる施設が、建物ごとに評価されるようになったことです。後者は日本の仕入担当の方が最も誤解されやすい点で、見積書に同じチェーン名が二回出てきても、同等の二施設という意味にはなりません。
ネット料金か、コミッションか
当社の既定はネット料金で、項目ごとにお出しします。施設ごとの室料、車両クラスごとの送迎、言語ごとのガイド1日単位の料金、入場料、許可費用を、それぞれ別の行として記載します。御社の利益をどの項目に乗せるかは御社がお決めください。社内の会計がコミッション方式の場合は、同じ行程を、御社がお取引になる率でグロス表示に書き換えてお出しします。
その率を決めるのは当社ではありませんし、このページにも率は書きません。グロス表示が必要な場合は、最初のやり取りで両方の形式をご請求ください。金額は同じで、書き方だけが変わります。この形式と団体割の考え方はネットレートとB2B料金のご案内(英語)にまとめています。
比較の目安について一点だけ申し上げます。コーカサス地域について、ネット料金の値引き幅にもコミッションの率にも、公表された基準は存在しません。ETOA、IATA、アゼルバイジャン観光局、国家観光庁のいずれも、この地域の数値を公表していません。インターネット上で見かける率の一覧は、根拠の示されていない一社の販売用ページに行き着きます。当社のものを含め、提示された率はその会社の立場であって業界の相場ではないとお考えいただき、同じ行程で三社のお見積りを比べてください。
通貨と支払条件
ネット料金は米ドルまたはユーロでお出ししています。すでに米ドルまたはユーロでお取引のある旅行会社様については、1シーズンのあいだ当社が為替変動を負担し、料金を据え置くこともできます。販売期間中に仕入値が動かないようにするための扱いです。
日本円については、現時点で公表している取り決めがありません。契約交渉の場で役に立たない話をウェブページで作るつもりもありませんので、最初のメールでお尋ねください。見積りを円建てにできるか、請求書を円建てにできるか、為替をどちらが負担するか、送金手数料をどちらが負担するか。この四点は、パンフレットの価格を組み立てられる前に、文面でご確認ください。
支払条件については、市場を問わず公表しているものが一つあります。ご確定時に20から30パーセントのお預り金、残金はご出発の30日から45日前まで、継続的にお取引のある場合はNET30です。詳細は現地手配業務のご案内(英語)に記載しています。日本向けの別条件は公表しておりません。御社の精算サイクルに合わない場合は、すでに決まっている規定ではなく、個別にご相談いただく事項としてお考えください。
日本語を話すガイドについて
当社は、アゼルバイジャンで日本語を話すガイドと一緒に仕事をしています。条件なしで申し上げられるのはこの一文だけですので、この件については別にページを設けています。ご希望の日程で動けるかどうかをご予約ごとに確認しており、あらかじめ枠を確保しているわけではありません。
何名いるのか、社員なのか契約なのか、同時に何組までお受けできるのか、1日あたりの料金はいくらか。いずれも公表しておりません。お受けできない場合は、ご予約の前にその旨をお伝えします。
その背景にあるのは気分ではなく数字です。国家統計委員会の国別統計によれば、2025年に日本からアゼルバイジャンに入国された方は4,802人でした。人口のより少ない韓国が2024年に15,004人です。この規模の市場に対して、日本語のガイドを常時抱えられる現地手配会社は、当社を含めてこの国にありません。手配の流れと、どうしても手配できないときにご相談できる三つの方法は日本語ガイドの手配についてに書いています。
どのくらい前にご相談いただければよいですか
日程を確定される前にご相談ください。何日前まで、という数字はこのページには書きません。制約は日数ではなくカレンダーだからです。10月に空いていることは、5月の同じ週について何も意味しません。他社の商品で出発日が11回に固定されているということは、日本語での需要がその11の時期に集まるということでもあり、その前後に手配されるご旅行は同じ日程を取り合うことになります。
なお、バクーは日本より5時間遅れています(GMT+4)。日本の午前中にお送りいただいたお問い合わせは、当社の始業前に届き、その日のうちにお返事できます。
どの時期の出発を狙うべきか
ビザ免除期間のなかで最も条件が揃うのは2026年のシルバーウィークです。9月19日から23日は2015年以来の5連休で、免除期間の内側に入り、9月のバクーは平均22.4℃、雨天は2日ほどです。難点は直後にあり、それがF1です。2027年のゴールデンウィークが、免除期間に入る最後の連休になります。
| 日本の休暇 | 日程 | そのころのバクー | 行程への影響 |
|---|---|---|---|
| お盆 | 2026年8月13日から16日 | 平均26.6℃、最高31.7℃前後 | 気候の条件は一年で最も悪く、見学は早朝と夕方に寄せることになります。アブシェロン半島の見学地には日陰がありません |
| シルバーウィーク | 2026年9月19日から23日 | 平均22.4℃、降水17mm、雨天2日 | 一年で最も条件の揃う週です。バクーの客室は最後ではなく最初にお押さえください |
| 10月 | 連休の区切りなし | 平均16.6℃、降水27mm | 費用と快適さの釣り合いが最も良い月です。団体よりも個人旅行や退職後の層に向いています |
| ゴールデンウィーク | 2027年5月1日から5日 | 平均18.6℃、降水16mm、雨天3日 | ビザ免除期間(2027年7月1日まで)に入る最後の連休です |
上記のバクーの月平均値は1999年から2020年を基準期間とした統計で、予報ではなく一年の形としてお読みください。月ごとの詳細と、春の行程に山道が及ぼす影響は日本の方向けのアゼルバイジャンの季節のご案内にまとめています。
F1についてもう少し具体的に申し上げます。2026年のシルバーウィークは9月23日の水曜日に終わり、F1アゼルバイジャングランプリは9月25日から27日に開催されます。9月19日に日本を出発される6日間の行程は、最後の数泊がレースの準備期間に重なります。コースは旧市街の脇と海岸通りを走りますので、市内の交通規制の範囲も客室料金も、通常の9月とは別物になります。対処法は地味です。復路を9月24日に置くか、行程全体を一週間前倒しにするかのどちらかです。契約の段階で日本側が初めてこの重なりに気づく、という進み方だけは避けてください。
バクーとシェキを組む場合の実務
シェキはバクーの北西約300キロ、シャマフとガバラを経由して車で4時間から4時間30分かかります。この一つの数字が行程の形を決めてしまいます。往復したうえで現地で過ごす時間まで確保するには遠すぎますので、シェキでの1泊は選択肢ではなく前提条件になり、動かせるのはその前後にバクーで何泊置くかだけです。
シェキに空港はありません。最寄りはさらに約90キロ先のザガタラ(Zaqatala)で、すでにバクーにいらっしゃるご一行にとって短縮にはなりません。国内線で解決する方法を探すよりも、この移動を前提に一日を組み立てていただくほうが確実です。
この道には決まった弱点があり、それはイスマイルル(İsmayıllı)の区間です。ムガンル・イスマイルル・ガバラ間の道路は2026年4月に補修のため一週間まるごと閉鎖され、アグス(Ağsu)とガラマリヤム経由の迂回になりました。またこの一帯は大雨のたびに土石流と落石が発生し、ラヒジへの支線が数時間単位で通行止めになります。珍しいことではありませんし、把握していれば危険なことでもありません。当社が迂回路の費用をあらかじめ見積りに含めているのも、復路の日に時間の決まった予定を置かないようお願いしているのも、この弱点があるからです。
日本の団体旅行にとっての意味は二つあります。一つは、日本語でのご案内が最も効いてくるのはシェキでの一日であり、最も効かないのは空港送迎だということです。日本語ガイドが一部の日程しか動けない場合は、そこで分けてください。もう一つは、復路をバクーで時間の決まった予定が控えていない日に充てていただきたいということです。4時間30分の移動に余裕はありません。
ロケ地と場所どうしの距離は『VIVANT』ロケ地のページに、シェキの街道の先にある建物についてはシェキ・キャラバンサライのページにまとめています。
おすすめしないこと
日本の旅行会社様に対して、当社からお止めすることが三つあります。契約の段階ではなく、いまの段階で申し上げます。バクー・トビリシ間の夜行列車を前提にした周遊行程、初回の商品にナヒチェヴァンを通常の国内線として組み込むこと、そして陸路での入国を前提にすることの三点です。
一つ目の列車についてです。2026年5月26日に6年ぶりに運行を再開し、バクー23:10発、トビリシ08:41着、車両はシュタッドラー製の新しい寝台で、パンフレットの上では申し分ありません。ただし乗車券の販売が国籍によって制限されており、報じられている条件はアゼルバイジャン国民とビザ免除対象国の方となっています。当社は日本のご一行をこの列車にお乗せした実績がまだありません。自分で試していない交通機関を販売することはいたしませんので、運行会社に文面でご確認いただき、回答が出るまではバクー・トビリシ間を空路で見積もってください。
二つ目のナヒチェヴァンです。2026年にはバクー発着の便が天候により二度運休しており、3月5日には空港のターミナル棟に無人機が着弾しました。運航はしていますし当社も手配しますが、区間の欠航を吸収できる行程に入れるべきもので、出発日の決まった6日間の商品には向きません。区間が飛ばなければ、ご一行全員が一泊分を失います。
三つ目は入国経路です。特別検疫体制により、アゼルバイジャンの陸路国境は少なくとも2026年10月1日まで入国旅客に対して閉鎖されており、この措置はおおむね三か月ごとに延長されてきました。ご一行は必ず空路でバクーに入ります。空路で入国した方は、陸路で出国できます。許可の申請は不要で、アゼルバイジャン外務省も、陸路国境からの出国については通常必要な許可を要しないと明記しています。ただしバクー・トビリシ間の鉄道は例外で、査証免除国籍の方に限られます(往復とも)。なお日本国籍の方は査証免除の対象なので、バクー・トビリシ間の夜行列車の乗車券は購入できます。
このページで申し上げないこと
日本語を話すガイドの人数、社員か契約か、同時にお受けできる組数、1日あたりの料金は公表しておりません。いずれもご予約ごとにお答えする事項で、ご希望の日程で守れるとは限らない数字を掲げるよりも、お問い合わせに正直にお答えするほうが役に立つと考えています。
バクーとシェキを回る6日間の当社の陸上手配料金も公表しておりません。公表されている唯一の価格と、当社があえて行わない計算については『VIVANT』ロケ地をめぐる旅の費用に書いています。
何日前までという数字、コミッションの率、円建ての支払条件についても、上に述べた理由から記載していません。
日本国籍の方が満たすべき入国要件も、このページには書きません。ビザ免除の終期は販売上の事実として上に記しましたが、旅行者側の条件については、当社を含む現地手配会社の販売用ページからではなく、アゼルバイジャン側の公式な窓口と大使館の領事案内でご確認いただき、ご出発が近づいた時点で再度ご確認ください。
資格についても何も掲げません。アゼルバイジャンでは旅行業が許可制の業種から外れており、許可や登録の有無が、日本の取引先が期待されるほどの意味を持ちません。何を確認すべきかはアゼルバイジャンの現地手配会社の選び方(英語)に書いています。また、当社はTBS及び『VIVANT』のツアーを販売している旅行会社各社を代弁する立場にはありません。
お問い合わせ先
日本語のままお送りいただいて差し支えありません。宛先は info@birtour.com、電話は +994 70 905 65 95 です。フォームを経由していただく必要はありません。
一点だけお断りしておきます。当社が営業窓口の対応言語として公表しているのは英語、ロシア語、アゼルバイジャン語、トルコ語で、日本語は入っておりません。お返事は英語になる場合があります。ご依頼の内容を英訳してからお送りいただく必要はありませんが、お返事の言語についてはご承知おきください。
最初のご連絡には、日程(少なくとも月)、ご参加人数、ご希望のホテルのクラス、日本語を話すガイドが全日程に必要か一部の日だけでよいか、そして見積りと請求の通貨についてのご希望をお書き添えください。日本からの空路の選択肢と所要時間は東京からバクーへの行き方に、お問い合わせの書き方はお見積り依頼の出し方(英語)にまとめています。
免責事項
当社(Birtour)はTBS及び番組制作委員会とは一切関係がなく、『VIVANT』のパッケージツアーを販売している旅行会社各社とも関係がありません。バクーに拠点を置くアゼルバイジャンの現地手配会社です。このページは、日本の旅行会社様と現地手配会社としてお取引する際の実務を説明したものです。
お取引の条件についてはアゼルバイジャンの現地手配サービス(英語)をご覧ください。
- 日本の旅行会社が直接、現地手配を依頼できますか。
- はい。当社(Birtour)はアゼルバイジャンのバクーに拠点を置く現地手配会社で、旅行会社様と直接お取引しています。販売と価格設定、そしてお客様との関係は御社に残ります。当社は宿泊施設との契約、車両と運行、ガイド、入場や許可の手配を行い、ご一行の滞在中は担当者を現地に置きます。御社がお伝えにならない限り、お客様に当社の名前が出ることはありません。
- 料金はネット(正味)ですか、コミッション(手数料)ですか。
- 既定はネット料金で、項目ごとにお出しします。施設ごとの1泊あたりの室料、車両クラスごとの送迎、言語ごとのガイド1日単位の料金、入場料、必要な許可費用を、それぞれ別の行として記載します。御社の利益はその上に乗せていただきます。社内の会計がコミッション方式の場合は、御社がお取引になる率でグロス表示に書き換えたものをお出しします。その率を決めるのは当社ではなく、このページに率は記載していません。
- 見積りと請求の通貨は何になりますか。
- ネット料金は米ドルまたはユーロでお出ししています。すでに米ドルまたはユーロでお取引のある旅行会社様については、1シーズンのあいだ当社が為替変動を負担し、料金を据え置くこともできます。日本円については、現時点で公表している取り決めがありません。ウェブページ上で作文する話でもありませんので、最初のメールでお尋ねください。見積りを円建てにできるか、請求書を円建てにできるか、為替と送金手数料をどちらが負担するかの三点です。公表済みの規定ではなく、個別の交渉事項になります。
- 日本語を話すガイドを手配できますか。
- 当社は日本語を話すガイドと一緒に仕事をしています。ただし、あらかじめ人数枠をお約束するのではなく、ご予約ごとにその日程で動けるかどうかを確認しています。人数、社員か契約か、同時に何組までお受けできるか、1日あたりの料金は公表しておりません。日程と行程をお知らせいただければ、お受けできるかどうかを、お受けできない場合も含めてお返事します。
- バクーからシェキまでどのくらいかかりますか。日帰りは可能ですか。
- シェキはバクーの北西約300キロ、シャマフとガバラを経由して車で4時間から4時間30分かかります。往復して現地で過ごす時間まで確保するには遠すぎますので、シェキでの1泊は行程の選択肢ではなく前提条件になります。シェキに空港はなく、最寄りは約90キロ先のザガタラですので、国内線で短縮することもできません。復路は、バクーで時間の決まった予定が控えていない日に充ててください。
- どの時期の出発を狙うのがよいですか。
- 2026年のシルバーウィーク(9月19日から23日)が、ビザ免除期間のなかで最も条件の揃う週です。2015年以来の5連休で、9月のバクーは平均22.4℃、雨天は月2日程度です。ただし直後の9月25日から27日にF1アゼルバイジャングランプリがあり、市内の交通規制と客室料金が通常の9月とは別物になりますので、復路の日取りにご注意ください。2027年のゴールデンウィーク(5月1日から5日)が、ビザ免除期間に入る最後の連休です。
- バクーとトビリシの間を陸路で移動できますか。
- アゼルバイジャンへの入国はできません。特別検疫体制により、陸路国境は少なくとも2026年10月1日まで入国旅客に対して閉鎖されています。ご一行は必ず空路でバクーに入っていただくことになります。空路で入国した方は、陸路で出国できます。許可の申請は不要で、アゼルバイジャン外務省も、陸路国境からの出国については通常必要な許可を要しないと明記しています。ただしバクー・トビリシ間の鉄道は例外で、査証免除国籍の方に限られます(往復とも)。バクー・トビリシ間の夜行列車は2026年5月26日に運行を再開しましたが、乗車券の販売が国籍によって制限されていますので、周遊行程を組まれる前に文面でのご確認をおすすめします。